安全月間!ご安全に!
こんにちは、株式会社三光電氣の青木隆です。
秋の過ごしやすい気候を満喫しようとした矢先に一気に寒くなり、
もう冬の気配が感じられるようになりました
寒さで筋肉が引き締まり手元が狂う季節となるので、
準備運動で筋肉はしっかりほぐし気を引き締めていきましょう!
ということで、今回のブログは安全周知と致します。
では、安全協議会での災害速報を共有します。
・分割式複合柱の建柱作業中、抜け落ちた上管が交通誘導員に激突し負傷(68歳/埼玉)
玉掛けもできていたのですが、上管と下管の接続が不安定だったのかもしれません。
吊り上げ作業時は危険地帯に入らないよう注意しましょう。
時には、柵を設ける位置が不十分なこともあります。
柵に対して余裕をもって通行しましょう。
・ユニック車の荷台からパワーボールの入った30㎏の荷を下ろす際に荷崩れし転落、負傷(66歳/岡山県)
荷下ろし時に、荷台のあおりに上がり作業をしていたたため、
足元が不安定な危険状態での作業となります。
報告される書類では、「あおりに乗った作業は大変危険な行為」と記載され、
対策として「昇降用タラップ又は可動式作業台等を用いる」となります。
現場でいかなる理由があったとしても、
危険行動に変わりはなく、このように報告され信頼を落としますことになります。
・交差点付近で停車中の第三者車両への追突(48歳/茨城県)
現場へ向かう移動時の交通事故です。
交通事故の災害となるので、安全運転を心掛けましょう。
・ボード貫通部ケーブル保護用コルゲートチューブを電工ナイフにて切断中、左手人差し指を切創(32歳/東京)
経験年数1年10か月の方です。
保護手袋はしていましたが、ナイフを使用する際は切創防止手袋を着用しましょう。
三光で持っていない方や劣化した方がいましたら、購入して領収書を回しておいて下さい。
・脚立から降りる際、最下段の踏み桟で左足が滑り、左足首を損傷(39歳/熊本県)
ここ最近脚立関係の災害が増えており、今までは普通だったことが危険行動とみなされるケースも出ています。
脚立を使う際は、注意を払い、最後の一歩まで油断しないようにしましょう。
・部材を作業場所に運搬中、腰に痛み発生(29歳/群馬県)
これは、ぎっくり腰でしたが、ぎっくり腰でも災害に入ります。
腰痛持ちの方は無理な体制にならないよう気を付けましょう。
また、三光では50歳の職人と腰痛持ちなどの希望者には
マッスルスーツを支給しています。
活用して安全に効率をあげていきましょう。
・安全通路を通行時、前方の人を避けた際に段差解消板を踏み外し捻挫(25歳/大阪府)
日頃から段差など不安定な場所がどこにあるのか、把握しておくしかないです。
・両手にバケツを持って移動中、床点検口の段差(3mm)につまづき、腰から転倒し骨折(64歳/神奈川県)
少しの段差でもつまづくことはあるので、気を付けましょう。
また、片手は空けるなど、緊急時を考慮して作業しましょう。
以上、いくつか抜粋して共有しました。
災害は、「はじめて(H)」「変更(H)」「久しぶり(H)」の『3H』時に発生しやすいと言われていますが、
発生した災害を見ると、ベテラン職人や普段の作業でも発生していることが分かります。
なので、
「油断(Y)」「あせり(A)」「慣れ(N)」「夢中(M)」の
「それ、危ない『ヤン(YANM)』」な時にも災害が起こりうると意識し注意しましょう。
動ある中に静あり、常に心は冷静に様々な事に思考を巡らしながら作業にあたりましょう!
では、次回のブログにて!
ご安全に!
~関西 電気工事は三光電氣にお任せを~